2019/01/08

マンスリーマンションの家賃相場はいくら?入居に必要な費用とは

一般的な賃貸物件とホテルの中間として知られているマンスリーマンション。その名の通り、1ヶ月などの短期間だけ部屋に住みたいという方をターゲットとした物件で、出張中のサラリーマンや旅行中の観光客など、さまざまな方に選ばれています。

ただ、マンスリーマンションは一般的な賃貸物件よりも家賃が高いため、利用を検討している方の中には「マンスリーマンションの家賃相場はどお程度なのかが気になる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、マンスリーマンションの家賃相場や入居にかかる費用、さらにマンスリーマンションを相場より安く借りる方法を詳しく解説します。
マンスリーマンションの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

1.日本三大都市のマンスリーマンション相場

まずは、経済の中心である日本三代都市(東京・大阪・福岡)のマンスリーマンションに1ヶ月住む場合の相場をご紹介します。マンスリーマンションには1R~1Kのお部屋が多いため、ここでは1R~1Kのお部屋を目安としています。

自身が住む予定の都市の家賃相場はもちろん、他の都市と家賃相場がどれほど異なるのかも、ぜひチェックしてみてください。

1-1.東京のマンスリーマンションの相場

東京にあるマンスリーマンションの相場は、月10万円~15万円です。

日本の首都であり、政治や経済などにおいて日本の中心部とも言える東京には、約26万社ほどの会社があり、資本金が10億円を超えている企業の46.1%が東京にあります。

さらに、47都道府県中45位の面積に対し、人口密度は全国1位と多くの人が密集している地域でもあります。そのため地価が高く、マンスリーマンションの家賃相場も高騰しています。

1-2.大阪のマンスリーマンションの相場

大阪にあるマンスリーマンションの相場は、月7万円~10万円です。

大手企業の本社が密集している地域は、東京だけではありません。大阪にも大手電機メーカーや大手ハウスメーカー、さらに大手保険会社などの企業が本社を置いており、西日本の経済中心地として企業が集中しています。
さらに、面積は47都道府県中46位に対して人口密度は東京都に次ぐ2位です。

東京とさほど変わらない印象のある地域ですが、東京のマンスリーマンションと家賃相場が大きく異なる理由は、「住居関連をはじめとした物価の違い」が関係すると言えるでしょう。

1-3.福岡のマンスリーマンションの相場

福岡にあるマンスリーマンションの相場は、月7万円~10万円です。

福岡は九州の経済中心地として数多くの企業が支社を置いています。さらに福岡空港が中心部に近く、九州最大の繁華街である天神と空港は地下鉄で11分の距離です。そのため九州はもちろん、アジアの玄関口としての機能を有しています。

また面積は東京や大阪に比べて広いものの、九州の中では唯一人口密度が1㎡あたり1000人を超えています。そのため家賃相場は大阪とさほど変わらず、一般的な賃貸物件よりやや多い賃料となっています。

2.マンスリーマンションの費用内訳

マンスリーマンションの利用料金には、家賃のほかにもさまざまな費用が入っています。
入居を検討するマンスリーマンションの家賃を相場と比較する際は、費用の内訳をきちんと確認しておくと、より理想的な物件が見つかるでしょう。

ここからは、マンスリーマンションの初期費用や利用料金の内訳を詳しくご紹介します。

2-1.水道光熱費

まず、マンスリーマンションの月額公共料金は実費ではなく、1日あたりの金額で設定されていることがほとんどです。
そして1日あたりの水道光熱費の相場は500円~800円程度ですが、入居者が一人増えると、水道光熱費の半分、もしくは1/3の金額が追加されるケースが多くなっています。

また、水道光熱費には基準値が設けられていることがあり、基準値以上に使用すると追加で光熱費を請求される場合もあります。
特に使用量の増加しやすい夏や冬は、エアコンの使いすぎに注意が必要です。

2-2.敷金・礼金・保証金・仲介手数料

敷金や礼金、さらに仲介手数料などの初期費用は、物件入居の際に最も気になる費用でしょう。
一般的な賃貸物件を借りる場合には、敷金が家賃1ヶ月分、礼金が家賃1ヶ月分などが必要ですが、マンスリーマンションの場合、基本的に敷金・礼金・保証金などの初期費用は不要です。

また、マンスリーマンションの場合、仲介手数料はかからないケースが多いですが、大家さんが管理会社などに委託をしている場合は仲介手数料がかかるケースもあります。
そのため少しでも初期費用を抑えたい場合は、自社でマンスリーマンションを運営している会社や、委託をしていても仲介手数料を取らないマンスリーマンションを選びましょう。

2-3.清掃費

賃貸物件では敷金から差し引かれたり、退去後に清掃費(クリーニング代)として支払うことが一般的ですが、マンスリーマンションの場合は入居時に清掃費を支払うことが多いです。

清掃費は、お部屋の契約日数により計算されます。
「1ヶ月未満/1万円」「1~3ヶ月/1.5万円」「3~6ヶ月/3万円」「6ヶ月~1年/5万円」などのように、ある程度の利用期間で区切った上で金額が設定されているケースが多いです。
基本的にマンスリーマンションの物件情報では「初期費用」として清掃費が設定されているため、比較ポイントとしてしっかり料金を確認しておきましょう。

2-4.管理費

ウィークリーマンションの管理費は、賃貸マンションや賃貸アパートでいう共益費のようなもので、共有部分である廊下やエレベーター、エントランスなどの清掃や修復のために充てられる費用です。

マンスリーマンションの場合、管理費も1日あたりの金額が設定されていることが多いですが、物件により管理費を取らないところもあります。
費用を抑えたいという方は、管理費を支払う必要のないウィークリーマンションを探すと良いでしょう。

2-5.インターネット代

マンスリーマンションでは、家賃や管理費にインターネット費用が含まれているところが多いです。しかし、家賃や管理費に含まれない場合は有料オプションとして1日あたり、もしくは1ヶ月あたりの金額が設定されます。

有料オプションの場合、1ヶ月あたりおよそ2000円~3000円程度と、基本的にお手頃な価格でインターネットが利用できます。マンスリーマンションにより設定されている金額が異なるため、一度確認すると良いでしょう。

2-6.その他費用

上記で挙げた費用以外にも、運営会社により布団・ベッドの貸出料金や鍵交換費、契約手数料など、さまざまな追加費用がかかることがあります。

一見、宿泊費用が安くても、必要不可欠であるベッドや生活用品のレンタルオプションの利用で、結局他の物件よりも高額な家賃を支払わなければならなくなったというケースも珍しくありません。

どこまでが基本の利用料や管理料に含まれているかは物件により異なるため、入居前にしっかり確認しておくことが重要です。

3.マンスリーマンションの費用は高い?割高になりやすい理由とは

マンスリーマンションは一般的な賃貸物件と違い、家具家電は元から部屋に置いてあるため、引越しにあたり自分で家具を購入する必要がありません。
他にも、水道や電気の開通手続きといった面倒な手続きをしなくても、契約したその日からいつも通りの生活を過ごすことができます。
こういったことを考えると、ウィークリーマンションの家賃が高いことは当然と言えるでしょう。

しかし、短い期間のみ住む物件としては、一概に「割高」とは言えません。
ウィークリーマンションは一般的な賃貸物件と違い、初期費用は安く済み、家具家電の購入費も不要であるためです。
またウィークリーマンションは、1泊7,000~1万円のビジネスホテルに連続で滞在するよりも比較的安い金額で利用できることも忘れてはなりません。

このように、数ヶ月の短期利用では、賃貸マンションやビジネスホテルよりも安く利用できる点は、ウィークリーマンションならではの「値段以上のメリット」ではないでしょうか。

4.マンスリーマンションの相場より安く抑えて利用する方法

マンスリーマンションの相場を把握したところで、なるべく相場よりも安いウィークリーマンションに住みたいという方もいるのではないでしょうか。

最後に、相場より安く抑えてマンスリーマンションを利用する方法を詳しくご紹介します。

4-1.部屋の賃料が高くなる条件・低くなる条件を知る

部屋の賃料が高くなるケース 部屋の賃料が低くなるケース
・平均よりも部屋が広い
・バストイレ別
・脱衣所や独立洗面所がある
・浴室乾燥機が付いている
・2口ガスコンロ完備
・オートロック付
・駅近(徒歩圏内)
・部屋が狭い
・ユニットバス
・1口電気コンロ
・駅から遠い

基本的に賃料が高くなる・低くなる条件は、賃貸物件とそれほど大きく変わらず、立地や設備により金額が左右します。
ちなみに東京都内の場合、中心部となる港区や新宿区と、中心部から少し離れた葛飾区や江東区などエリアの違いでも、家賃はほとんど変わりません。

そして賃貸物件とウィークリーマンションの大きな違いは、「長く住むか住まないか」にあります。

長く住むであろう賃貸物件では必ずこだわっておきたい部分でも、ウィークリーマンションでは妥協することが、家賃を抑える秘訣と言えるでしょう。

4-2.キャンペーン中のマンションを探す

相場よりも家賃が安いマンスリーマンションを探す際は、キャンペーン物件にも注目してみましょう。
キャンペーン実施中の物件では、期間限定で月額賃料の割引や清掃費半額、ベッドの貸出料金を無料にするなど、さまざまな利用料金を割引しています。

ウィークリーマンションの情報サイトでは、お得なキャンペーンが実施されている物件を数多く掲載していることもあります。
なるべく家賃を抑えて、リーズナブルにウィークリーマンションを利用したいという方は、キャンペーン中の物件を探すところから始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

マンスリーマンションの相場は地域によって異なるため、マンスリーマンションごとの適正料金を調べるためには、必ず地域ごとの相場を把握しておく必要があります。

そして、なるべく安くマンスリーマンションを利用したいという方は、マンスリーマンション利用時に費用が発生する箇所や、安いマンスリーマンションの特徴をしっかり掴むことが大切です。

今回ご紹介したように、マンスリーマンションの利用料は家賃以外にも様々な費用がかかります。気になるマンスリーマンションを見つけた際も、上記で挙げたポイントをきちんと確認しながら、費用面での不安な点をきちんと無くしておきましょう。