2019/12/25

マンスリーマンションの活用法を紹介|利用料金についても解説

近年、単身赴任などで自宅を離れて生活する場合に、マンスリーマンションを利用する方が増えています。

ホテルよりも滞在にかかる費用を抑えられるだけでなく、生活に必要なものがそろっているため、自宅のように快適に過ごすことができる点が、マンスリーマンションのメリットです。

今回は、マンスリーマンションの便利な活用法を紹介します。利用料金についても分かりやすく解説しているため、家を一定期間離れる予定がある方や、一人暮らし・同棲のお試しをしてみたいという方は、ぜひ参考にしてください。

1.マンスリーマンションの特徴と活用法

マンスリーマンションとは、敷金礼金なしで利用できる「短期滞在用マンション」のことです。一般賃貸契約とは異なり、1ヶ月から借りることができるほか、家具・家電が最初から備え付けられているなど、利用者が入居してすぐ生活を始められる点が一般的なマンションとの違いとして挙げられます。

マンスリーマンションは、ビジネスホテルなどの宿泊施設の長期滞在より割安であるうえ、料理・洗濯も部屋でできるため、滞在費用を大幅に抑えることができます。
さらに、部屋自体は一般的な賃貸マンションの部屋と変わらないため、自宅のようにくつろげることもポイントです。

ここからは、マンスリーマンションの活用法について、具体的に紹介します。

1-1.単身赴任・長期出張

マンスリーマンションのビジネスユースにおける主な活用法として最もメジャーなものが、単身赴任や長期出張におけるホテル代わりとしての利用です。

ホテルの場合、部屋の掃除をしてもらえるものの、自分で料理をすることができず、どうしても食事が外食やコンビニなどに偏ってしまうというデメリットがあります。
一方、マンスリーマンションなら、キッチンを使用して自炊をすることが可能です。出張などで家を離れる際にも、生活費を抑えつつしっかり健康的な食事をとりたい方におすすめです。

さらに、マンスリーマンションはホテルの長期宿泊料よりも割安で、比較的部屋も広い傾向にあるため、長期の出張でも快適に過ごすことができます

1-2.社員寮または社宅

社員寮や社宅は、福利厚生が充実した企業であるという印象を与えられるほか、社員も遠方から通勤する手間を省くことができるため、会社・従業員双方にとって便利な制度です。

しかし、自社で寮を所有したり借りたりすると、運営コストがかかるほか、空室ができた際も賃料が発生してしまいます。そのため、経費削減策として、近年はマンスリーマンションを社宅代わりとして活用する企業も増えています。

他県での社員研修や、大規模施設の建設作業期間のみなど、一般的な社宅として以外の利用も可能です。

1-3.建て替えやリフォームの際の仮住まい

家の建て替えやリフォームなどで、近くに親戚の家などがない場合、マンスリーマンションの利用がおすすめです。

自宅から近いマンスリーマンションを利用すれば、通勤や通学にも支障なく建て替えを待つことができます。また、家電付きで初日から利用できるため、料理や洗濯など、家事も滞りなく行うことが可能です。

家族が多く、コインランドリーや外食だけでは生活が回らない場合や、滞在が長期におよびそうな場合、マンスリーマンションのほうが、元の生活リズムを崩すことなく生活できます。ファミリー向けのマンスリーマンションも多くあるため、安心です。

1-4.受験・受験後の一人暮らし

地方から都市部の大学を複数受験する場合にも、マンスリーマンションを拠点とすることで、快適に大学受験~受験後を過ごすことが可能です。

遠方で複数の大学を受験する場合、家と試験会場間を往復するだけで心身ともに疲れてしまいます。さらに、往復の交通費も決して安くありません。しかし、試験会場近くのマンスリーマンションを借りることで、集中して試験に臨めるほか、交通機関の乱れによるリスクを抑えることができます

また、受験後、入学までの期間があまりない場合、家探しや手続きのために何度も往復すると手間がかかります。そのため、新居が見つかるまでの仮住まいとしての利用もおすすめです。

同様の理由で、就職活動中に活用する方もいます。

1-5.観光の際のホテル代わり

長期で観光する場合、ビジネスホテルよりもマンスリーマンションのほうが費用を安く抑えられます。浮いた宿泊費を食事や観光に使えば、さらに旅行を楽しむことができるでしょう。さらに、門限等もないため、自分のペースで観光することが可能です。

また、観光とはいえ、毎日外食をすると飽きてしまうことも多々あります。しかし、マンスリーマンションなら、キッチンで自炊することができるため便利です。ゆったりとした自宅のような環境で、長期にわたる滞在もストレスなく楽しめます。

1-6.入院や介護の付き添い時の住まい

不幸にも大きな病気やケガをしてしまったとき、症状によっては自宅から離れた病院に入院することも少なくありません。そのような場合、家族も付き添いのために病院へ何度も足を運ぶ必要があり、遠方の病院だとかなりの負担となります。

しかし、マンスリーマンションを利用することで、ビジネスホテルよりも滞在費が安いだけでなく、料理や洗濯もできるため、付き添い中の費用を抑えることが可能です

また、病院近くのマンスリーマンションなら、より長時間面会することもでき、患者の側も心細くありません

1-7.結婚前のお試し同棲

結婚前に一度同棲期間を挟むことで、生活習慣のすり合わせなど、結婚生活のシミュレーションを行うことができます。

マンスリーマンションは、家具・家電付きであるため、気軽に同棲を始められることもメリットの一つです。また、一度マンスリーマンションでの同棲を挟むことで、新居の部屋探しや家具選び、引越し費用などの準備も余裕をもって行うことができます

ただし、マンションによっては、一人入居しかできない場合があります。そのため、お試し同棲を検討している方は、二人入居可もしくはカップル可のマンションを選ぶようにしましょう。

1-8.本格的に一人暮らしをする前の体験一人暮らし

実家から離れて一人暮らしをする際には、さまざまな不安がつきものです。

マンスリーマンションなら、敷金礼金などの初期費用がかからないため、気軽に一人暮らしを始めることができます

また、家具・家電もついているため、掃除や洗濯、料理など、一通りの家事を体験できる点もマンスリーマンションのメリットです。さらに、住みたい街にあるマンスリーマンションを借りてみて、実際の住み心地を確かめることもできます。

2.マンスリーマンションの利用料金

マンスリーマンションは、前述した通り敷金礼金が不要で、月々の利用料のみで住むことができます
利用料の内訳としては、以下のようなものがあります。

①水道光熱費
水道光熱費は、基本的に1日当たりの金額で設定されており、1日500~800円ほどが相場です。多くの場合、入居者が一人増えるごとに、1/3~1/2の金額が追加されます。

②清掃費
一般的な賃貸住宅の場合は敷金から差し引かれるか、退去時に支払うことが一般的ですが、マンスリーマンションの場合は入居時に支払うことがほとんどです。

③管理費
賃貸でいう共益費に当たります。マンションによっては払う必要がない場合もあります。

④インターネット代
家賃に含まれていない場合、有料オプションとしてひと月2000~3000円ほどでインターネットを利用できます

また、マンスリーマンションは、家具・家電が備え付けられているため、一般賃貸よりも割高となることがほとんどです。
マンスリーマンションの利用料金の計算方法は、以下の通りです。

(ひと月あたりの基本利用料+水道光熱費+管理費+インターネット代などの追加料金)×利用期間+清掃費=合計費用

マンスリーマンションの利用料金は、地域によって異なります。そのため、事前に利用したい地域や、住みたい地域の相場を下調べし、それに合った費用を用意しましょう

まとめ

マンスリーマンションは、家具や家電の準備なしで短期間から暮らすことができるため、うまく活用すればとても便利です。ホテルより割安で、自炊や洗濯がしやすい分、滞在費用も大幅に抑えることができます。

さらに、単身者用だけでなく、家族用やカップル用のマンスリーマンションもあるため、プライベートからビジネスまで、さまざまなシーンに合わせて利用できます。

滞在費用を抑えつつ、自宅のようにゆったりくつろぎたい方は、ぜひマンスリーマンションの利用を検討しましょう。